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連休に帰ってきた娘(なな)。
私の実家の両親のところへ、東京の「ひよこ」を手土産に元気な顔を見せに行きました。

ななにしたら、「おじいちゃんおばあちゃん」である私の両親は、ななの事が大好き。
特に父は、ななを呼ぶ時の声が普通じゃない。
こういうのを本当の猫なで声と言うのではないかって思う・・・そんな声です。
私がいままで生きてきて、一度もあんな声で父に呼ばれたことないですから(苦笑)
まぁ、孫は子より可愛いって言いますからねぇ・・・

なんだかんだと近況などを楽しくおしゃべりし、さて、「ひよこ」でも食べるかという事になりました。
父が嬉しそうに包み紙をはがし、食べようとひよこの顔をみると・・・

    042.jpg

   

 「なんだこれっ、顔がつぶれてるねっか!?」  (なんだこれは、顔がつぶれているじゃないか!?)
 「やぁ~ら、どういんだろコレ!」  (いやだわ、どうしたのかしら、これ。」

母も、別のひよこの包み紙をはがしてみます。

 「おやっ、これはだいじょぶらわ。とうちゃん、紙とるときに自分でつぶしてしもたんじゃねんだ?」 (あら、これは大丈夫だわ。お父さん、紙を剥がす時に潰してしまったんじゃないの?)

 「いいやっ、おれはつぶしてねぇ!」  (いやっ、俺は潰してないぞ!)
 
   ( )内は標準語訳です。


父は、ひよこの顔がつぶれていることが自分のせいだと絶対に認めようとしません。
可愛いななのお土産を自分でつぶしたなんて認めたくないんでしょうね、きっと。

微笑ましいような滑稽なような、その様子を笑いながら見ていた私たち。
ななのお土産ひとつで、こんなに笑いがとれるやり取りができるなんて、まだまだ元気な証拠。
そう思いながら、一緒に美味しく食べた「ひよこ」でした。


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2008.05.10 / Top↑